240217-数百年ぶりにシンセ買った


今日は友人と茶をしばいた。色々と最近思う事やお互いの問題についてひとしきり話した後百貨店を歩き回り、18時頃解散。自分はまだ帰りたくなかったので表参道にあるアトリエの方に向かった。

友人との集合場所からアトリエまでは近いのだが、アトリエに行きたいわけでもない私は、電車の中で過去に働いていたシンセサイザー屋、Five Gを思い出した。最近顔を出していなかったし、欲しいシンセサイザーが中古であるかどうかを確認するため寄ることにした。

結果、欲しいシンセはなかったし、働いていた時に世話になった今でも仲の良い上司はいなかった。ただ、珍しくFive G代表の鈴木さんがいた。僕の人生でとても世話になった上にたくさん迷惑をかけた人の1人だ。そんな私に対しても何も変わらず接してくれてとてもありがたい。

店内を何周かしていると、シンセにしては小さな箱に入っている製品が気になった。それが今日買ったシンセである。RolandというメーカーのJX-08というシンセだ。数年前まではこのシンセはあまり興味がなかった。その頃はもっと大規模なシンセが欲しかったからだ。しかし、欲しいシンセと同じメーカーのため、店内でこのシンセに興味を持った。ちなみに私が欲しいシンセはそれなりに昔のもので、最近あまり見なくなってしまった。

このシンセはとあるシンセをデジタル化して復刻したものなのだが、元となった方も運良く店頭に置いてあった。そちらを試奏させてもらい、思った以上に良いシンセだったため、速攻で購入した。

家に帰ってきて早速使ってみた。その結果、もっと早くハードシンセを導入すべきだったと思った。というのも僕が作りたい音楽はまだこの世に存在していないらしいため、たくさん実験をしないといけない。そんな状況下でPC画面に表示されているツマミをいじったり、ツマミをコントローラーにアサインして使うのは骨が折れる。コントローラーは汎用品だから、いろんな機能を割り振る事になるのがめんどくさい。ハードシンセはそういう事が基本的には起こらない。

正直に告白するとここ数ヶ月、音楽制作がかなり億劫になっていた。パソコンだけで音楽を作成するのは荷物が少ないくらいしかメリットがないと思っている。仕事ならまだしも、研究となるとかなりしんどい。研究自体は楽しいが、ハードな作業があまりにも多すぎるのだ。最近は頭の整理がつかなくて進みも悪い。

それにしても、やっぱりハードウェアのシンセは楽しい。

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