20240213-不安を潰す


わからない事があると不安になる。僕はそういう人間だが、皆さんはどうなのだろうか。

数日前、乗りたい車を中古車販売店で見てきた。簡単に試乗もした。同行してくださった方から色々な話を聞いた結果、自分はその一瞬では決められないと考えた。

乗りたい車ではあるのでかなり購入の意思はしっかりとある。一方で突っかかっている事は、これから初めて一人暮らしをするため生活にどのくらいお金が必要かを算出した上で購入の計画をしないと、この車を乗り続けることができない事だ。そこで生活の見積もりと、この車を買ってから継続的に掛かる基本的な金額、内訳としては税金やローン、普段このくらいは乗るだろうなという距離から計上した大まかなガソリン代を見積もった。もちろん日々のメンテナンスや修理でよりお金は掛かるのと、実際の燃費は乗り方にもよるので、見積もりの通りにいかない事は理解している。

最近久々に弟に会った時にスプレッドシートで収支を管理しているのを見て、自分も普段から帳簿アプリをつけてはいるが、こういうお金はスプレッドシートで算出した方が良いと考えることができた。弟は頭が切れるので、何かと頼りになる。

結果として、車を買うための頭金が必要だと分かった。かといって玉数が少ない車なので手に入れられない可能性がある。ここで僕は過去に焦りによる無謀な自己投資や、虚勢を張るためにお金で無理をして辛い数年間を過ごしたので、無理をしない。

また、副産物ではあるが生活費の見積もりを立てたことで、日本伝統音楽の年間研究費用予算を割り出せた。予算という概念を与えた事でよりプロジェクトとしての輪郭がはっきりと見えた。別途研究予算の割り振り用シートを作ろうと思う。研究は僕の人生の大きなプロジェクトであり、正直1番大切だし、苦しいけど好きだ。金銭的に蔑ろになっては困るので、車で圧迫しないようにする必要がある。

金額が大きい物を検討する時はいつも母の言葉を思い出す。欲しいものが手に入れられても入れられなくても、それは単に巡り合わせの問題、のような事だ。良い巡り合わせがやってくる為にも、できることを全力で頑張ろうと思う。

車を買ったら、遠い林や山で三味線の練習をしに行くとか、そういう場所で静かに研究を進める事ができると考えると、車を持つことは研究にプラスなのかもな、、、と思ったりもする。

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